夏野剛(iモード開発責任者)「日本の人工知能開発もうだめじゃね?」

1: 知的好奇心が旺盛君 2017/08/15(火) 19:55:17.99 ID:CAP_USER

本コラムでは迫り来るAI時代に備え、日本がAIを経済成長に結びつけるためのヒントを、AIに詳しいキーマンとの対談形式でお伝えする。第一回は、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の夏野剛特別招聘教授に日本企業の問題点を聞いた。

 

松本:夏野さんにこうしてお目にかかるのは久しぶりですね。AIについては、ネガティブな見方をする人も結構いるのですが、夏野さんはポジティブなので、心強いです。

 

夏野:何でもネガティブに見る人がよくいますが、そういう人は「視点が固定されていて、違った角度からものが見られない人」だと思っています。AIに仕事を取られそうで心配だという人は、AIのお陰で、人間は「つまらない仕事」や「イヤな仕事」をしなくてよくなるのだから、こんないいことはないと考えるべきです。

 

松本:そうですね。人間にとっては「つまらない仕事」や「イヤな仕事」であっても、AI にとってはつまらなくもイヤでもないでしょうから、真っ先にどんどんやってもらうべきですね。ところで、そういった仕事をしなくてよい代わりに、人間はどういう仕事をするべきだと夏野さんはお考えですか?

 

夏野:既に方々で言っていることですが、それは「そうぞうりょく」を活かす仕事だと思っています。「そうぞうりょく」は「想像力」とも書けるし「創造力」とも書けます。これこそ人間ならではの仕事ですよね。教育の場でも、人材獲得に際しても、これをもっと重視すべきです。

 

松本:そうですね。2つの「そうぞうりょく」、つまり「想像力」と「創造力」は表裏の関係にあるとも言えますね。「想像力」がなければ「創造力」も生まれないでしょう。ところで、私は「ふるい落とすタイプの入社試験」の試験官になった経験はあまりなかったのですが、その気になれば「そうぞうりょく」のない人を見抜く方法は簡単に見つけられたと思いますよ。幾つかの普通でない質問をして、それに対する反応を見ればよいのです。例えば、電子工学科の学生に「最近ウナギが少なくなっているのをどうすればよいと思いますか?」と尋ねるのです。正解は? 正解なんてありませんよ。どう答えるかを見ているだけで、その人の頭の質が分かります。

 

夏野:ははは。頭の硬い人だと、パニクってしまいそうですね。

 

松本:そうそう。でも「そうぞうりょく」は将来のAIにとっても必須の能力になりますから、このことは、これからもっと深く考えていくべき問題だと思っています。ところで夏野さんは、AI分野における日本の将来の可能性については、どのように思われていますか? ずばり、一言で言えば、期待が持てますか?

 

夏野:ずばり一言で言わねばならないのなら、あまり期待はできませんね。なぜなら、古いタイプの経営者が退いて、新しいタイプの経営者がどんどん出てくるという「新陳代謝の兆候」が未だに見えていないからです。

 

松本:これは手厳しい。

 

夏野:私がそう言うのには根拠があるのです。ある時、1996年から2016年までの日本と米国のGDPの伸び率の比較を見て、私は仰天しました。米国は、実質で58%、名目では129%もの成長を記録していますが、日本は、実質で16%、名目では何と0.5%の成長しかしていないのです。この20年は、ITの導入による「生産性の向上」と「新産業の創造」が大いに言いはやされていた時期で、米国でも日本でも、多くの人々がそのことを意識して、それぞれに努力をしていました。しかし、20年間が経過した後の成果を見ると、米国ではAppleやGoogle、Amazonなどに代表される取り組みが次々に開花して、大きな成長をもたらしたのに対し、日本では全く成果が出せなかったと言ってもいい状態でした。

 

松本:確かに、結果を見るとそうですね。

 

夏野:この差はどこから来たのでしょうか? 日本では、ITの導入が「技術者の、技術者による、技術者のためのもの」に留まってしまったのに対し、米国では、事業家や経営者がこれに真っ向から向き合い、技術開発の成果を着実にユーザーのメリットに結びつけて、新しい産業構造を創り出していったのです。日本の経営者のマインドが今のままで変わらないのなら、これからのAIの時代にも全く同じことが起こり、「気がついてみたら、日本は途方もなく遅れてしまっていた」というようなことになるではないかと、心配でたまりません。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/071300147/071300001/


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「マーク・ザッカーバーグ」と「イーロン・マスク」が人工知能の持論で白熱バトルwwwwwwwww

1: 知的好奇心が旺盛君 2017/07/27(木) 09:10:42.16 ID:CAP_USER

2人の大富豪、マーク・ザッカーバーグとイーロン・マスクが、AIを巡って対立している。
7月23日午後(現地時間)、庭でバーベキューをしながらザッカーバーグは、イーロン・マスクのAIに関するネガティブな見解に疑問を呈した。

 

マスクは25日、「ザッカーバーグはこの分野について十分理解していない」とツイッターで反論した。

マスクは、AIが将来、人類に対する脅威となることを懸念しており、AIは核爆弾よりも危険なものになり得ると2014年に警告している。

 

フェイスブック・ライブで、ザッカーバーグは、ユーザーから「AIについてどう思うか」と質問された。このユーザーは、マスクが「将来、最も恐れるべきはAIだ」と語ったインタビューを見たと言っていた。

 

「私はこの件については、極めて明確な意見を持っている」とザッカーバーグ。

「私は全般的に楽観的な人間だが、この件については、極めて楽観的だ。何かを作り出すことができれば、世界は良くなると考えている。特にAIについて、私は本当に楽観的だ。だから否定的な態度を取り、AIは世界の終わりをもたらすという話を持ち出そうとする人がいることは理解できない。本当にネガティブで、ある意味では極めて無責任だと思う」

 

ザッカーバーグは、AIが自動車に搭載されれば、人間が運転するよりも安全になるため、多くの命を救うことができると語った。また病気の診断や薬の選定などにAIがすでに使われていることを強調した。

 

「AIは将来、人間を傷つけるという発言を聞くことがあるが、その通りだと思う。テクノロジーはこれまでも常に、良いことにも悪いことにも使われてきた。だから何を作り出すか、よく考えないといけない。何を作り、どう使おうとしているのか、よく考える必要がある」

 

「しかし、AI開発のスピードを遅らせるべきだという議論には、極めて疑問を感じる。全く理解できない。AIに反対することは、事故を防ぐ、より安全な自動車に反対することであり、病気になった時に的確な診断を受けることに反対することだ」

 

25日、マスクはこのザッカーバーグのコメントに対して、「私はマークとAIについて話をしたことがある。彼はAIについて十分理解していない」と反撃した。またマスクは、「この件に関する動画も近々公開する」と冗談めいたコメントを加えた。

 

AI専門家の一般的な見解は、コンピューターが人間と同等の知性を持つにはまだ数十年かかるというものだ。そこまで到達しないという意見もある。しかし、もしもコンピューターが人間と同等の知性を持った場合、そこからさらに進化した「超知性(スーパーインテリジェンス)」になるのは、あっという間だと多くの専門家は考えている。
https://www.businessinsider.jp/post-100487


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ルンバは家政婦にはなれない…AIの発達で“消える”職業とロボにはできない仕事

1: 知的好奇心が旺盛君 2017/07/08(土) 16:36:14.60 ID:CAP_USER

高い技能、低コストで文句も言わないとなると、まずは労働市場での衝突は避けられない……。人工知能が人間を脅かす日が来るのだろうか。神戸大学名誉教授の松田卓也氏は「家政婦が機械に取って代わられることは、当面ないだろう」と言う。その理由とは--。

 

人間よりはるかに高い知能の誕生は2045年?

2015年初頭、NHKが「NEXT WORLD 私たちの未来」と題して放映した番組に大きな反響があったという。番組の一部は30年後の45年を扱った近未来ドラマだが、米国の未来学者レイ・カーツワイルによれば、この45年という年に、世界は技術的特異点(シンギュラリティ)に達するという。

 

技術的特異点(以下、特異点)とは、いう人によって多少のニュアンスの差があるが、人間よりはるかに知能の高い超知能が誕生する時点である。超知能は機械に補助された人間かもしれないし、あるいは機械知能かもしれない。前者の場合は超人類(トランスヒューマン)と呼び、後者なら機械超知能である。超人類は生身の人間ではなく、地頭を人工知能で補強したサイボーグである。

 

1人の普通の人間の知的能力を1H(ヒューマン)と定義すると、カーツワイルによれば、人工知能の能力は29年には1Hを突破し、45年には10億~100億Hになるという。この数字は全人類の人口に匹敵する。したがって、特異点では人工知能の能力が、全人類の知的能力の総和に匹敵するということもできる。

 

ここで、人工知能を狭い(弱い)人工知能と汎用(強い)人工知能の2種類に分類してみよう。狭い人工知能とは特定目的の人工知能であり、汎用人工知能とは人間のように常識を持ち、なんでも一応はこなせる広い知的能力を持った人工知能である。

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/170708/cpc1707081605001-n1.htm


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「手遅れになる前に今すぐAI開発を規制すべき」–E・マスク氏が警告

1: 知的好奇心が旺盛君 2017/07/20(木) 16:32:40.11 ID:CAP_USER

人工知能(AI)が文明にとって脅威となり、手遅れになる前に、AIを開発する企業を規制してほしいーーTeslaおよびSpaceXの最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏が米知事らに訴えた。

 

Musk氏がAIを警戒していることは、よく知られている。実際に、より安全なAIの開発を目指す非営利団体OpenAIも創設している。全米知事協会の会合で講演を行った同氏は、知事らに対して、AIは「人類の文明存続に対する重大なリスク」であり、事前の規制監督が必要だと述べた。

 

Musk氏は知事らに対して、「私は最先端のAIに触れられる立場にある。人々はAIを本当に懸念すべきだと思う。私は警鐘を鳴らし続けているが、ロボットが通りを歩いて人間を殺戮するのを実際に目にするまで、人々はどのように反応すればいいのか分からない。こうした脅威は現実感が非常に希薄であるように思えるからだ」と述べた。

 

「AIは、事後ではなく事前に対策を講じる必要があると私が考える、極めてまれなケースである。事後に規制しても手遅れだと考えているからだ」
https://japan.cnet.com/article/35104405/


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人工知能に「仕事を奪われる」ことの何がいけないのか?

1: 2017/07/06(木) 12:36:36.65 ID:CAP_USER

「仕事」が奪われると、なぜ私たちは困るのか?

 

私たちが「人工知能」を恐れる理由の1つは、あらゆる自動化によって、仕事に人間を必要としなくなる状況が考えられるからでしょう。私たちは「仕事をする」という労働力の対価として賃金をもらいます。仕事がなくなるということは、労働力を提供する先がなくなるわけで、その対価としての賃金も発生しません。

 

お金がもらえなければ私たちはどうやって暮らせばいいの? という疑問に対する答えがないために、人工知能が私たちの仕事を奪う“脅威”に見えるのではないでしょうか。

 

しかし、人類の歴史上、これまでなくならなかった職業などごくまれです。鉄道改札員は自動改札機械に代わり、港湾労働者はコンテナに代わりました。機械の誕生により、人が就く職業自体がなくなった例を挙げればきりがありません。機械化で生産性が大幅に向上したのも事実でしょう。

 

 人間は約200万年前の「石器」という道具の誕生以来、イノベーションとカイゼンが繰り返されるたび、職業は無くなるか、人手が大幅に不要になるか、そういう歴史を繰り返してきたのです。では、彼らが完全に失業してしまったかと言うと、そうではありません。同時に、新たな仕事とそれを網羅する職業が誕生したわけです。

 

 以下のグラフを見てください。これは総務省統計局が毎月公表している労働力調査の結果で、1953年から2010年までの職業別就業者数を表しています。最新のデータはありませんが、これは2009年に職能の改定が行われて比較ができなくなったことが理由です。

グラフからは「農林漁業関係者」は1961年ごろから大幅に減少したこと、そして「製造・制作・機械運転及び建設作業者」は1998年ごろから緩やかな減少を続けていることが分かります。一方で「専門的・技術的職業従事者」や「保安職業、サービス職業従事者」は増加を続けています。

 

つまり、歴史的に異なる産業間(職業間)の労働移動はあったわけで、「仕事を奪われたくないから人工知能には反対だ」と考えるよりも、「人工知能という武器を身につけて仕事に就く」という方が自然な流れだと思います。人工知能によって、今の仕事が“進化”すると捉えることもできるでしょう。

 

最近では、勤労しているかどうかにかかわらず、政府(行政)が全ての個人に無条件で一定の所得を支給する「ベーシックインカム(Basic Income=最低所得保障)」という制度の実証実験を行う動きが世界中で起こっています。ある程度の時間はかかると思いますが、AIによって、必要とされる人間の労働力が減ったとしても、それに合わせた職業や社会システムが新たに構築されるわけです。

 

そういう時代を迎えるためにも、政府(特に厚生労働省や経済産業省)は雇用調整や社会人教育などに力を入れるべきだと考えます。内閣府主導の未来投資戦略の一環として、「人工知能技術戦略会議」が開催されていますが、議事録を読む限り、雇用問題にはまだ触れられていないようです。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1707/06/news010_2.html


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ホリエモン「人工知能によって肉体労働者よりも先に高学歴が職を失う」

1: 以下、VIPがお送りします 2017/07/01(土) 12:09:45.426 ID:T90FISHE0

「現時点で肉体労働者の代わりはロボットでもできるんだけど人件コストのほうが安いから人使ってて
それはAIが発達しても変わることはないんだけど
AIが発達したらコストはCPUと電気代だけだから高給取りかつAIより能力が劣る高学歴雇うよりメリットがあるんだよね

だから限界効用のないソフト(知能)より現物としての価値が不変しないハード(肉体)のほうが
労働としての価値は低いんだけど職にはあぶれないっていう面白い逆転現象が起こるんだよね
当たり前なんだけど意外と誰も気づかないから言ってみました」


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【タイムリミット迫る】人工知能で工場はどう変わるのか

1: 2017/06/28(水) 10:00:13.58 ID:CAP_USER

「人工知能の登場で社会が激変する」と、最近よく言われます。
しかし、具体的にどう変わるかについての話はあまりないようです。そこで、実際に人工知能を使って分析などを行っている経験から、工場がこれから5年以内にどのように変化するかについて予測してみたいと思います。よく耳にする「職が失われる」といった乱暴な話をするつもりはありません。どこがどのように変わり、その結果、関わる人がどのように対応する必要があるのかについて述べていきます。

 

■ 選別作業はほぼ自動に

人工知能が最も得意としているのは、画像などによるクラス分類です。
クラス分類とは、過去のデータから「もの」がどのグループに該当するのかを判別することです。例えば、トマト。トマトを、「優」「良」「可」という3つのグループに選別するとしましょう。まず、各グループに該当するトマトの写真を人工知能に学習させます。学習した人工知能は、生産されたトマトが優、良、可のどのグループに該当するかを判断し、それによってコンベアーの動きを変えます。すると、全自動でトマトを品質ごとに分けることができるのです。

人工知能を使わなくても、画像を分析して「もの」をグループに分けるという事例は、これまでもいくつかありました。しかし、どれも人間が考えたルールで判別するものでした。人間が考えたルールというのは、トマトの場合で言えば、大きさや光り具合、形、色などです。この場合、90%くらいの精度は得られるのですが、ルールに該当しないものは、いつまで経っても間違ったグループに分別してしまいます。これに対し、人工知能は「間違ったもの」を再学習させると、それを踏まえて新たな判定で分別します。従って、精度が98~99%に高まる可能性があります。

 

ただし、精度が99%になったとしても、間違いは起こります。そのため、最終的にチェックを行うのは人間です。ただし、そのチェックは少人数で、全体を見渡しながら異常なものだけを見つけるという簡単なものです。チェックは不要という判断もあるかもしれません。しかし、人工知能の不具合がゼロでないとすると、「最終的な責任を人間に持たせる」という考えは、なかなかなくせないのではないでしょうか。

 

また、「精度が100%ではないのなら、最初から人間が行えばよいのではないか」という意見もあるでしょう。でも、人間が行っても100%の精度は得られません。メリットは、人工知能を使うことで、人間にかかる過剰な労働負荷を減らせるというところにあります。

 

■ ロボットが自律的に移動

部品や製造途中の仕掛品の移動も大きく変わります。1日の作業工程の管理は、人工知能が回帰分析などの手法を使い、注文状況や従業員の状態などを踏まえて自動的に計算を行います。これにより、最適と思われる工程を組むのです。

工場内は車両ロボット(車両が付いていて自立走行が可能な産業用ロボット)が自律的に移動し、さまざまなものを動かします。レール上を走って部品を移動させるロボットを導入している工場はこれまでも存在しましたが、自律的に移動するロボットを使っている工場はありませんでした。さらに、今後は自動運転技術が進み、カメラ画像や距離センサーなどを使って設備との干渉やロボット同士の衝突を回避しながら工場内を自由に動き回るロボットが活躍することでしょう。

 

私は、現在話題になっている自動運転車が公道を走るよりも早く、工場内を小型の車両ロボットが動き回ると予測しています。

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/070800054/062700030/


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宇宙にいる知的生命体は人間みたいな生物だけじゃなく人工知能が進化したものも存在してるかも・・・

1: 名無し募集中。。。 2017/06/24(土) 19:34:20.43 0
そんなのが何万年も何億年も進化していったらどうなるんだ?
生物より遥か上の存在
もう神じゃん


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【仮想通貨】日本でビットコインの利用は普及しないであろう理由

1: ノチラ ★ 2017/06/04(日) 14:57:09.36 ID:CAP_USER

最近、ビットコインに関する話題も多く、世間の注目度も次第に高くなってきているように思われる。いろいろとビットコインに関するベンチャー企業も立ち上がっているようである。しかし、ビットコインが貨幣の代替品として日本で普及する可能性は極めて低いと見ている。

ビットコインはその名の通り、貨幣のような使い方ができる。しかし、円やドルのように政府や中央銀行などに保証された正式な通貨ではない。ブロックチェーンという仕組みそのものが存在の裏付けとなっているが、国といった組織によって保証されたものではない。

逆を言えばその国の信用力に問題がある場合や、国という枠を超えて取引を行う際には貨幣の代替品としてビットコインのニーズがある。これはある意味、国際基軸通貨のドルと似たようなところがある。ドルであれば世界各国との取引に使うことができる。そのようなメリットもビットコインは保持している。

確かに海外への送金ではかなり手数料が掛かるし面倒である。その点ではビットコインは便利ではあるが、それについてはブロックチェーン技術を使って日本のメガバンクなどでも円にリンクさせる電子通貨の実験を行っている。メガバンクの電子通貨は円に連動していることで国内で利用する際には価格変動リスクは存在しない。しかし、ビットコインの相場はかなり大きく変動するなど、常に価格変動リスクに晒される。投機的な目的でビットコインを利用する人はいても、日本人が国内の商取引でビットコインを利用する必要性はほとんどない。

日銀の金融政策の目的は円という価値を維持することであり、つまりは極度のインフレなどになって貨幣価値が急落してしまうことを避けようとするものとなる。ただし、対外的な価値、すなわちドルに対する円の価値を維持させることが目的ではない。為替介入は日銀の実行部隊が行うが、指示するのは財務大臣である。

日本では日銀という組織が金融政策のみならずインフラ整備等により円の価値を維持させている。ビットコインにはこのような信用を裏付ける組織が存在しているわけではない。裏を返せば国の通貨が信用ならない国、規制によって海外での通貨利用が制限されている国などでは利用価値はあっても、日本の一般国民がビットコインを使うインセンティブはなく、投機もしくは一部海外送金手段など以外には利用目的が存在しないと思われる。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kubotahiroyuki/20170604-00071693/

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